痛みは人の生活の質を著しく低下させます。
私たちはその痛みを取り除き「患者さんの生活の質を向上させる事」を理念に治療に取り組んでいます。
近年、痛みに対する治療は飛躍的に進歩しており、患者さんの痛みを軽減し日常生活をより豊かにできる可能性が高まっています。
1つの痛みは、次の痛みを引き起こす原因となり、痛みの悪循環を生み出します。
少しでも痛みに関するお悩みがあれば、一度当院へご相談ください。
ペインクリニックとは、「痛みから解放する治療」に専門的に取り組む施設です。
“痛み”とは、肩こりや頭痛などといったものから、頚椎症、帯状疱疹、三叉神経痛といった疾患まで様々で、癌性疼痛の緩和に至るまで対応しています。どこに受診していいのか分かりにくいような顔面の一部の麻痺や、整形外科などで治療が終わったけども慢性的に続く痛みに関しても対応可能です。
併設の永井整形外科医院、永井循環器科医院との連携で、さまざまな“痛み”に対して、包括的に診断をすることができ、幅広い治療を展開しています。
当院の治療は、患者様1人ひとりの痛みの状況を丁寧に診察させていただき、まずは痛みの原因を探ります。併せて隣接の永井整形外科でのMRIやCT検査をすることで、患部を把握して痛みの原因を特定します。痛み治療専門家としての豊富な知識と、先進の医療機器を導入し、痛みを取り除く最適な治療方法をご提案します。
治療には「薬物療法」「神経ブロック注射」「高周波熱凝固」などがあります。
神経ブロックの際には超音波装置(エコー)を使用し、より安全により正確に神経ブロックが施行できるよう心掛けています。
また、患者さんの仕事の都合や暮らし方にも応じた負担の少ない治療方法を考えていきます。
高齢者の方がずっと安心して生活していくには、医療と介護の密接な連携がとても大切です。当グループは介護福祉事業も展開しておりますので、介護に関するご相談もお受けいたします。
病になっていても、人生の終末期をいかに過ごすかは、とても大切な課題です。癌の疼痛などを感じることなく、最期まで穏やかで有意義な日々を過ごしてもらうこと。それが、かじはらペインクリニックのターミナルケアの信念です。患者さんやご家族に「いい人生だった」と思ってもらえるように、心からのサポートをしていきます。
ご自宅のように気兼ねなく過ごしてもらうために、プライバシーが守られた暖かなインテリアのお部屋、飯野山が一望できる明るいラウンジ等、心地いい空間づくりにも拘っています。
「痛み」は身体が傷ついた際に感じる感覚であり、人体の損傷が治癒するに伴い消失していくのが本来の流れです。
しかし中には損傷が治癒しているにも関わらず、耐え難い痛みが継続する場合が存在します。この継続した痛みは長時間、患者さんを苦しめ日常生活に障害を伴います。また激しい痛みは不眠等をきたし精神的にも肉体的にもダメージを蓄積していきます。当院では原因を問わず、痛みに対しての治療を提供しております。内服治療、神経ブロック、低侵襲手術等を駆使して痛みを和らげ、その人らしい生活を送ってもらうため多岐に渡る治療を提供しております。
ここ数年で痛みに対する治療は飛躍的に進歩しております。内服薬の開発、超音波を使用した安全で確実な神経ブロック、レントゲンを使用した深部の神経ブロック、頚部痛・腰痛に対する熱凝固療法等、以前よりも提供できる方法は増えており、患者さんの痛みを軽減し日常生活をより豊かにできる可能性が高まっています。
痛みで日々の生活が障害されている方はぜひ気軽にご相談下さい。
かじはらペインクリニック 院長 梶原秀年
